日本のWebは「残念」 梅田望夫さんに聞く(前編)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0906/01/news045.html
久しぶりに梅田望夫さんの発言読みました。
そういえば、休業するって本に書いてあったな。
相変わらず、面白い事書いてます。トーンは抑えめだけど。
長いので一部だけ抜粋。
日本のWebは、自分を高めるためのインフラになっていない
そういえば、そうかもしれない。
結局SNSを続けるためには、体力というか精神力が必要な気がする。
という事はSNSとしての継続的なフィードバックやインセンティブが弱いってことだよね。
という事は個人的な怨恨やら怒りやら、エネルギーが噴出するときにしか一般の人々の参加が望めないってことになるのか。
エネルギーがなくなれば収束するっていつものパターンか。
ウェブ進化論の中では「総表現社会」という言葉を使っている。高校の50人クラスに2人や3人、ものすごく優れた人がいるよね。そういう人がWebを通じて表に出てくれば、知がいろんなところで共有できるよね、というところまでは書いている。そういう、「総表現社会参加者層」みたいなのが、人口比で言えば500万人とか出てくると。少なくとも英語圏ではそういう層が分厚くて、そこがある種のリーダーシップを取っているわけだよね。
これはすごくうらやましい。
ただ、結果としてマクロで見るとそれほど大きな違いになっていない気もする。
アメリカだってバブルで馬鹿な事やっちゃったし。
サブカルチャー強いよね、日本は。それも全然否定してないよ、日本のサブカルチャー。日本発グローバルでさ。ただ僕自身がサブカルチャーはそんなに......。僕は漫画読まないしアニメみないしさあ。志向性がちがうだけで。
サブカルチャー視点で見るともっと違った見方も出てくる気もする。
ここら辺は梅田さんのやるべき仕事ではなさそうですね。
ただ、ハイカルチャーもかなりサブカルチャーを利用した"売り方"を学んできているし。
国宝阿修羅展の海洋堂フィギアみたいな。
http://www.kaiyodo.co.jp/asyura/index.html
後編楽しみにしてます。