2009年10月アーカイブ

良書という巷での噂通り、iPhoneをビジネスやライフハックに役立てようと思ったらこの本は買って損はないです。

どちらかというと友達とわいわいアプリで遊びたい人よりも、ストイックに人生を改善していきたい意欲の高い人。
仕事の効率を少しでも上げて人生を濃くしたい人向け。

実際この本に扱われているアプリケーションの半分くらいは、既にインストールして使ってみていますが、有料アプリなために躊躇して手が出せなかったアプリケーションの良い点を、うまく説明してくれています。

こういったちゃんと有料アプリを評価する本がAppStoreには絶対必要ですね。
さもないと開発者は全然報われません。

ひたすら無料に近づいていくアプリケーションばかりだと、iPhoneアプリの市場はいずれ失速しますからね。

iPod touchで使えるか等の情報もしっかり載っています。

今か今かと待ち望んでいるAppleタブレットですが、

http://journal.mycom.co.jp/news/2009/10/26/061/index.html

Apple Slate ってネーミングはなかなか良いです。
実際にこの名前がほんとだったら、iSlateとか出てきそうだけど。

なかなか出てこないっすね。
こんな話も↓

アップルのタブレット、製品開発は順調も最後の難関を越えられず...
http://www.gizmodo.jp/2009/10/post_6250.html

「もっとiPhoneのスクリーンを大きくして、性能もアップさせたタブレットとは聞こえがいいものの、そもそも一体どんな利用シーンでかけがえのない存在になるのか、そのイメージが沸かないという一点に尽きますね。現在、この件に関する活発な討論が社内で繰り返されており、ここがクリアできれば発売されますよ」


こういう物はさらっと出した方がうまく行くと思います。
考えすぎると失敗するぞ~~。

東 浩紀が面白い。
「地方自治なんてSNSでやっちゃえば良いんだよ」
「間接民主制なんてコミュニケーションコストの高かった時代の産物。今はインターネットがあるんだから」

すぐには無理かなと思いつつも、電子投票技術が確立してくれば、地方議会無くなって個別の案件に対して、直接投票が出来る様になる。

スーパーの前でビラ配って署名を集めたりしなくても、住民の意思はダイレクトに反映する。
ネットだったらコミュニケーションコストは0に近くなる。
確かに理想的かも。

最も東 浩紀も全てがネットで出来るとも思っていないようで。
重要なのはスケールで数万人の単位でセグメントするという事らしい。
例えば、Twitterでホリエモン16万人、勝間和代12万人のフォローがついている。
ここらあたりが地方自治のスケールとして適当なんじゃないかという事。

なんかWeb 2.0以来の未来志向な話だった。

もちろん色々問題のある未完成な議論だけど、だからこそ希望がいっぱい詰まっている気がする。

東氏はSNSと言っていたけど、Twitterで良い気がする。というかTwitterとSNSは補完関係にある。

朝生でも語られていたけれど、直接民主制が確立するためには情報公開が絶対的に不可欠。
ただ、地方自治体程度の情報公開は、住民の集合知で十分カバーできる気がする。
それこそ住民のつぶやきをフィルタリングして、集めれば、地方自治体を凌駕する情報がそこに生まれるんじゃ無いでしょうか?

ブックマーク

東浩紀の渦状言論 はてな避難版「朝生出演後の議論」

東浩紀のTwitter

2009/10/23 朝生後のTwitter上での議論まとめ

朝生の東浩紀の「SNS直接民主制」は革命のたたき台

ちょっとクリップ
http://journal.mycom.co.jp/news/2009/10/22/041/index.html

HTML5といい、WebGLといい、どうもWeb標準グループはプラグインが嫌い。
まあ一つの企業に独占されるのはWeb標準から外れる可能性が高いので、
当然と言えば当然です。

正直、Flashで良いじゃんと思う事もあるのですが、
他の選択肢を残しておかないと、
一人勝ち企業が多くの開発者やクリエーターを苦しめる事も想定されるから、
Webの健康を保つのに必要です。

OpenGL ES 2.0を使ってるとの事なので、
iPhone 3GSのAPIと共通なのが良いですね。

Safari持っている人はWebKitもインストールしとくと色々面白そうです。

http://webkit.org/

ちょっと面白い記事だったので日記。

アップルが、iPhone・iPod touch向けにFMラジオアプリを開発中?
http://ipodtouchlab.com/2009/10/iphone-ipod-touch-fm-radio.html

こういった隠し機能面白いですね。
博士の異常な鼎談で町山智浩さんが出たときに、アメリカのラジオメディアの強さを言っていたのですが、アプリケーション+FMラジオで面白い実験場になるかもしれない。
アメリカの事情はかなりiPhoneに入ってくると思うので、町山智浩さんの本は読んでおくと色々見方が変わってくると思います。

ラジオの話は、一番最後。
アメリカのラジオはシンジケーションで莫大な利益を上げてるそうです。
面白い番組だったので全編紹介します。
いま東京MXテレビが一番面白い。

博士の異常な鼎談 町山智浩 前編1/3 
博士の異常な鼎談 町山智浩 前編2/3
博士の異常な鼎談 町山智浩 前編3/3

博士の異常な鼎談 町山智浩 後編1/3
博士の異常な鼎談 町山智浩 後編2/3
博士の異常な鼎談 町山智浩 後編3/3

Flash Pro CS5登場―Adobe 、iPhoneアプリ用にFlashを変換するツールをデモ
http://jp.techcrunch.com/archives/20091005adobe-shows-off-flash-apps-for-iphone-yes-you-read-that-right/trackback/

なかなか衝撃的な発表です。
その手があったか、、、。
Adobe もiPhoneプラットフォームに対して手をこまねいては居なかったってことです。

ただ、iPhoneのアップデートのスピードについていけるのかな〜〜。
常にiPhone SDK未満な事しか出来ないかなと単純に思います。

より優秀なインターフェース・ビルダーが開発されたと思った方が良いのか、、、。
公開ベータが出るのを楽しみにしておきます。

ある程度の物だったらすぐに開発できちゃいますね。

これも梅田望夫さんの学習の高速道路みたいな物ですかね?

よりいっそう企画が重要になっているという事で、思い立ったらすぐ作れる環境が整うのは良い事かな。

Objective-C 長い時間かけて勉強しているのにな〜〜。
その点はがっかり。
まあこの仕事はその繰り返しだけどね。

19時までやってますので、お立ち寄りください。
やはりテーマがしっかりしているので、なかなかの盛況でした。
来ていただいている方々は、私たちよりも資料について詳しいので、教えてもらうばかりです。
よろしくお願いいたします。