最近確かにインターネットの進化のスピードが速まっている気がする。
恐らくgoogleが先鞭をつけた事もあってか、インターネットのビジネスはこうすべきというモデルが確立しつつある為かもしれない。
もう一冊のコトラーの本にもかかわって、外部環境をまず知らなくては、仕事の世界で生き残れないと思って、「ウェブ進化論」に続いて梅田望夫さんの本を読んだ。
通常、対談の様な本は1時間もかからず読めてしまうのだが、この本に限っては時間がかかった。一通り読んだ後、読み返す分にはさらっと読めたのだが、一つ一つの内容に関して反すうしていたせいかもしれない。
インターネットという存在は自分の分身を作る場所だということ。
その最も具象化されたスタイルが「Second Life」なのかもしれないと思った。
もともとインターネットの世界は虚数世界だと思っていたので、複雑な現実問題の方程式を解くのはこの虚数世界だと私は信じています。
もう一冊のコトラーに関しては、
「ITの登場によって圧倒的に増大した顧客パワー」
の一言がすごく腑に落ちた。
もう、お客様第一主義どころじゃなく。
気が向かなかったら一瞬で消え去ってしまうお客さんを、これからは相手にしていかなきゃいけなくなる。
すごく指標になるコトがいろいろ書いてあるのですが、なにぶんにも専門書数冊分をまとめているので、ガイドブックとして最初に読むのには良いかもしれません。
でも、今あるマーケティングの本のほとんどがこの人の研究をベースにしているのではないでしょうか?
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